第32回の世界を知ろうミニ講座は、ノーベル平和賞 授賞式典のパブリックビューイングに招待された、工藤さん御夫妻をお招きして、授賞式の様子を中心にお話ししていただきました。
ある日、工藤さんに思いがけない手紙が届きました。
「ICANがノーベル平和賞を受賞しました! この受賞は被爆者の方達のこれまでの取り組みがあったからこそです。一緒にオスロへ行ってお祝いしましょう!!」
この知らせは、7歳の時に爆心地から3キロの自宅で被爆された工藤武子さんや、他の被爆者の方々にとって、どんなに福音だったことでしょう。と同時に、世界で唯一の被爆国の日本にとっても、福音であったはずです。
この知らせを受け、日本からの被爆者代表団30人のお一人として、工藤さんは御主人とオスロへと旅立たれました。 😀
その報告会を1月28日に行いました。その時の様子です。
(会場は参加者でいっぱい)
(真剣に耳を傾ける参加者の皆さん)
(御主人がパワーポイントで編集されたスライドを使っての御報告) (茶話会では、長崎に原爆が投下された時のことを描いた紙芝居をしていただきました。この紙芝居はある被爆者の実体験を基に作られています。英語版もあるそうです。会場には涙を流す方達が何人もおられ、やはり原爆体験は長崎や広島のものだけでなく、日本全体のものなのだと実感しました。)
報告で使われたスライドの中から数枚だけ紹介させていただきます。
(平和賞受賞式典の会場のすぐ横にある、大きな「ノーベル平和会館」に入られる工藤さん。出迎えているのは平和会館館長です)
(平和会館で授賞式典の様子を見つめる、世界各国からの招待客の皆さん。工藤さんもこの中に。)
(鳴り響くファンファーレ)(1月に日本に来られ、広島、長崎を訪問されたフィン事務局長も満面の笑顔。日本では国会議員達との討論会などを精力的にこなし、核兵器撤廃条約への日本の署名を強力にアピール。)
(左からノーベル平和賞委員会会長、広島の被爆者でカナダ在住のサーロ節子、Icanのフィン事務局長。平和賞を披露) 熊日新聞の記事より
ケネディ大統領の言葉
” We must abolish nuclear weapons before they abolish us.” (核兵器が我々人間を廃絶する前に、我々は核兵器を廃絶しなければならない)
を胸に、地道に核兵器廃絶に向けての活動をされている工藤武子さん、これからもお体大切に、頑張って活動してくださいねー :-
日本は、無条件に核禁止条約を批准して欲しいですね。そこからのスタートだと思います。これをしない国は世界平和を語る資格はないと思います。
井上さま
コメントありがとうございます!
本当ですね・・・日本が批准しなくてどうするのでしょうか。
核の悲惨さは、原爆も原子力発電所の事故も経験して、日本が一番よく分かっているのですから。
賛成です。
宇都宮さん、コメントありがとうございます
ICANのフィン事務総長が言っているように、こういった感じで
SNSで意見を交わすことはとても大事ですね。
ではまた(@^^)/~~~